朝ヨガ @ 徳浄寺
お知らせ
日曜日の朝7時から約30分ほど、本堂でお経をお勤めします。どなたでもご参加いただけますので、お気軽に本堂正面よりお入りください。(正信念仏偈六首引、貸出の経本があります)
最初に短いお勤めをした後、約30分ほど仏教のお話をいたします。次回は2024年月8月3日(土)、当寺住職がお話しさせていただきます。
盂蘭盆会・総永代経法要
先に逝かれた故人をおもい、お勤めする法縁です。仏法の教えが永代に伝わるよう、德淨寺を支えてくれた全ての方々をしのぶ総永代経法要も併修されます。どなたでもご参加ください。(予約不要)
徳浄寺住職 菅原 晃全
2021年 大森幼稚園の旧園舎を改修し
永代納骨堂 恩送庵 を建立しました。
「知恩」:自分を支えてくれた人のおかげで、私があることを知ること。
「感恩」:その支えてくれた人への感謝の思いを持つこと。
「報恩」:その人の恩に報いるための行動を起こすこと。
瀧瓢水さんが詠まれた歌に、
「孝行の したい時分に 親はなし」
「さればとて 石にふとんも 着せられず」とあります。
母親の臨終に立ち会えず、お墓参りをした時に詠まれたそうです。
墓石にふとんを着せても母親は喜ばない、恩返しのしようがないじゃないか、というやるせない思いが伝わってきます。
恩を返す相手がいなくなってしまったとき、その恩を他の誰かに振り向けてゆく「恩送り」という考え方があります。
私達は大切な人を失って初めてその恩に気付くのかもしれません。しかし決して遅くはありません。
恩を知り、恩を送り、自分も同じように「良き祖先」の一員になってゆく。その姿を、その「良き生き方」を、亡き方は喜んでくださるのではないでしょうか。
亡き方の恩に出会い、より良い未来のための「恩送り」のきっかけになる場所でありたい。
そんな思いから、「恩送庵」と名付けました。
徳浄寺が門信徒の皆様にとって、地域の皆様にとって、多くの皆様にとって、そういうあたたかい場所になれるよう日々研鑽してまいります。